第24話  抜き取ったお金

botabara_24.jpg 深夜、香世が怖い夢を見たといって、ぼたんのベッドにもぐりこんでくる。ぼたんは香世が安心して眠れるよう懐かしい歌を聞かせる。翌朝、ぼたんが目を覚ますと、香世の姿は消えていた。香世はぼたんのベッドで眠ったことを否定。いつもの主従関係が繰り返される。富貴子は鏡子のアパートを訪ねる。鏡子は豊樹とは七年前にきっぱり別れたといい、ぼたんのことをよろしく頼む。帰宅した富貴子と入れ違いに、香世が外出する。香世は富貴子のバッグから一万円札を数枚抜き取ると、ぼたんに口止め料としてその半分を無理矢理押しつける。