第21話  三生の縁

togu_21.jpg 承鄞はわざと小楓に口論をふっかけ、小楓が皇帝の前で銅銭の話を持ち出すよう仕向ける。小楓が街で集めてきた大量の不揃いの銅銭を目の当たりにした皇帝は、承鄞と小楓に私鋳銭(しちゅうせん)の調査を命じる。仏像に使う銅が私鋳銭に流用されていると踏んだ承鄞は、小楓を連れて万佛(まんふつ)寺を参拝。小楓がおみくじを引き、和尚に解釈を頼むと、和尚は「2人には三生の縁があるが、決して無理強いをしてはいけない」と告げる。