第23回  ジェリコーとドラクロワ

ジェリコーとドラクロワ 第23回

理性的な新古典主義が君臨した十九世紀のフランス画壇に、人間の感情を劇的に表現しようとした若者たちが現れました。まずはジェリコーが、続いてドラクロワが登場し、激動の時代を反映した情熱的なロマン主義を大成させました。ご紹介する作品は、ジェリコー「メデューズ号の筏」、ドラクロワ「民衆を導く自由の女神」ほか。