第4話  縁談の裏事情

keiyonen_04.jpg 范閑(ファン・シエン)には長公主 李雲睿(リー・ユンルイ)の隠し子、林婉児(リン・ワンアル)との縁談が持ち上がっていた。李雲睿は、范閑の亡き母が残した発明品を管理する内庫の権限を持っており、皇太子との結託を疑われていた。縁談は范閑に皇室の財源である内庫を管理させるための慶(けい)帝の策。しかし慶廟(けいびょう)で出会った娘が林婉児だと知らない范閑は、この縁談に難色を示す。