第27話  元宵(げんしょう)節の夜

togu_27.jpg 元宵(げんしょう)節の夜、小楓たちは街へ灯籠を見に出かける。永寧は承鄞が皇太子になることを見越し、承鄞と小楓が親しくなるようにと途中で2人きりにするのだが、承鄞は小楓が買い物をしている間に、偶然会った瑟瑟と立ち話をしていた。2人の親しげな姿を見た小楓は動揺する。一方、承鄞と2人の兄による皇太子の座を巡る争いは佳境に入っていた。皇后や高右相が背後にいる承鄞に敵わないと悟った2人の皇子は地方へと赴くことを決め...。