第11話  友情のブローチ

botabara_11.jpg 鏡子の働く病院で、ぼたんと香世が偶然出合い、仲良くなる。二人はお互いの電話番号を教え合い、香世は胸に飾った薔薇のブローチをぼたんにプレゼントする。その日、富貴子と豊樹もあとから冬子の見舞いにいく。二人の姿を見かけた鏡子はぎょっとして、その行き先を確かめる。会社に戻った豊樹に、泰造の雷が落ちる。昔ながらのやり方を貫こうとする会長の泰造と、時流に乗ろうとする社長の豊樹は、経営方針について対立する。鏡子は友重に豊樹たちが病院に来たことを話し、彼に何もかも話してしまいたい、と相談する。ぼたんを実の娘のように育ててきた友重は反対する。