第33話  狼の牙

togu_33.jpg 瑟瑟の誕生日、気を利かせた小楓付きの女官・永娘(えいじょう)が小楓からということにして長寿麺を届ける。だが、それを食べた瑟瑟が体調を崩したとして、承鄞と小楓は言い争いになる。この話を聞いた皇后は、侍女の緒娘(しょじょう)を使い、ある計画を立てることに。一方、皇帝は明月に会うために鳴玉坊を訪れていた。琵琶を聴きに来たはずなのに賊の話ばかりを聞く皇帝に、明月は怒りをぶつける。だが、明月の思わぬ言葉に皇帝は心を許し、酒を酌み交わすのだった。