第14話  帰らない父親

botabara_14.jpg イブの夜、ぼたんは和人を連れて野島家に遊びにいく。かいがいしく弟の世話を焼くぼたんに香世は癇癪を起こし、一方的に絶交宣言をする。その頃、鏡子は豊樹と密会していた。それを知った友重は子どもたちに鏡子の浮気をばらし、家を出ていく。新しい年が明け、正月二日。親子三人になった三上家に、富貴子から電話がかかってくる。ぼたんと仲直りしたい香世のために、富貴子はぼたんを呼び出す。ぼたんは喜んで香世に会いにいく。二人は泣きながら抱き合い、互いに謝る。富貴子は冬子の病室へ行く。自分の命がもう長くないことを悟った冬子は、富貴子にある告白をする。