第12話  

seika_12.jpg 吉安の事件を解決した隋州が朝廷から褒美をもらうことに嫉妬した錦衣衛の指揮使・万通(ばんつう)は、隋州の部下・薛凌に怒りの矛先を向けようとする。薛凌を守るため、隋州は全ての功績は万通に帰すと明言する。機嫌を直した万通は、重臣の子息が誘拐された事件の捜査を隋州に指示する。その頃、都で発生した誘拐事件が宮中でも大きな騒ぎとなり、汪植も成化帝から徹底的に調べるよう命じられる。