第18話  涙の絶交宣言

botabara_18.jpg 豊樹の顔を見て突然逃げ出したまま会えなくなったぼたんに、香世は電話をかける。すると、ぼたんは涙声で、訳は言えないが、もう会えないと......。納得のいかない香世は、ぼたんの家へ駆けつける。ぼたんはわざと香世を傷つけるようなひどいことを言って、絶交を宣言する。その夜から香世は熱を出して、食事もとれなくなる。一方、ぼたんも体調を崩して、学校を欠席する。豊樹と泰造が会社経営について激しく口論する。激昂した泰造が突然、倒れ、意識不明になる。富貴子は豊樹を責め、夫婦の亀裂は深くなる。同じ頃、鏡子は病院で突然、下腹部に激痛を覚え、ショック状態に陥る。