第20話  七年後の奇跡

botabara_20.jpg 家計を助けるため、デートクラブで働くことにしたぼたんは、客として現れた豊樹と再会する。仕事と割りきって豊樹に身を任せようとするぼたんを、豊樹は叱り、事情を聞く。帰宅した豊樹はぼたんに会ったことを富貴子に話し、香世の世話係として働いてもらったらどうかと相談する。二十歳になった香世は得体の知れない連中と遊び回り、自堕落な生活を送っていた。豊樹はぼたんに住み込みで香世の世話をしてほしいときりだす。香世と一緒に暮らせる幸せに、胸を躍らせるぼたん。一方、香世は両親が勝手に決めたぼたんとの同居に、素直に喜べないような態度をとる。