第40話  接吻(せっぷん)

togu_40.jpg 皇后により緒娘を流産させた罪を着せられ、幽閉となった瑟瑟。承鄞は幽閉の撤回を求めて清寧宮(せいねいぐう)前で跪いていたが、高熱を出して寝込んでしまう。永娘の勧めで渋々、見舞いに訪れた小楓は、熱にうなされて自分の手を握りしめる承鄞を放っておけず、一晩中、付き添い続けるのだった。翌朝、御厠(おかわ)を使っていた小楓は、目を覚ました承鄞に気づいて悲鳴を上げる。大騒ぎの末、今日のことは秘密にと口止めする小楓に、承鄞は接吻を求めてきて...。