第21話  討伐の口実

keiyonen_21.jpg 林珙(リン・ゴン)殺害の裏には北斉(ほくせい)の工作があり、出兵して討伐すべきだと主張する陳萍萍(チェン・ピンピン)。慶(けい)帝はその進言を受け入れ、范閑(ファン・シエン)と林婉児(リン・ワンアル)の婚姻は予定どおりに進めることで決着する。ホッと胸をなでおろす范閑。林若甫(リン・ルオフー)には、それが北斉を攻めるための口実と分かっていたが、為す術はなかった。その頃、林婉児は心労で病を悪化させていた。