第43話  母との決別

togu_43.jpg 刺客による怪我のため承鄞は目を覚まさず、太医からも手の施しようがないと告げられる。小楓は承鄞が今、一番会いたいのは趙瑟瑟だろうと考え、幽閉されていた瑟瑟を連れ出し、承鄞に会わせる。意識のない承鄞を見て、泣きながら励ましの言葉をかける瑟瑟。小楓もまた寝殿の外で天に祈りを捧げるのだった。瑟瑟を帰らせて、再び看病に戻った小楓は、眠っている承鄞の手を握りながら、自分の本音を話し続ける。ふと承鄞の名前の由来の話になり...。