第1話 猫と暮らすということ
両親を幼い頃に事故で亡くし、祖父・幸三(竜雷太)と2人で暮らしている二星優斗(古川雄輝)30歳。生まれてからこれまで優斗(古川雄輝)は、働きに出たことがなく、病床の幸三と2匹の猫、クロとチャーの世話だけをして暮らしてきた。
そんなある日、幸三が脳梗塞で突然他界。途方にくれる優斗(古川雄輝)のもとに弔問客として四つ葉不動産の広瀬有美(長井短)が訪ねてくる。幸三から不動産の管理を任されていた広瀬から収入がないなら家を改築して猫と暮らすシェアハウスを運営することを提案されるが、優斗(古川雄輝)は他人と暮らしたことがなく、またクロとチャーが入居者を気に入ってくれるかなどシェアハウスへの不安はつきない。入居面接を行うが、なかなか入居者を受け入れられない日々が続くなか、立花修(細田佳央太)が現れる...。