第26話  恋の妨害工作

botabara_26.jpg ある日、香世が洋装店に現れ、雅也を指名する。デザイナー助手の雅也は戸惑うが、香世は是非ドレスを作ってほしいといい、打ち合わせのためのレストランを指定する。雅也がレストランへ行くと、香世は雅也を一流のデザイナーに押し上げたいといい、そのためにはぼたんを捨てて、ハイクラスの自分とつきあうべきだと誘惑する。帰宅した香世はぼたんに雅也と別れたほうがいいと忠告する。誘惑すれば簡単に乗ってくるような男だからと......。その頃、豊樹は入院している鏡子を見舞い、ぼたんは二十一年前に盗まれた自分の子ではないのか、と問いかける。