第28話  証拠の花刺繍

botabara_28.jpg 鏡子はぼたんを病院から盗んだことを野島夫妻に告白。そのときぼたんが身につけていた刺繍入りの産着を差しだす。豊樹は自分の直感が当たっていたことを喜び、家族四人で暮らせる幸せを思う。が、富貴子は財産目当ての鏡子の策略に違いないと主張。頑なに信じようとしなかった。ぼたんは鏡子を病院へ連れ帰る。翌日、真実を告げて安心したのか、鏡子は息を引きとる。鏡子の葬儀が終わり、豊樹はぼたんの出生のことを和人に打ち明ける。激しく動揺する和人。ぼたんはどんなことがあっても和人は自分の弟だと言い聞かせるが......。