第35話  真夜中の儀式

botabara_35.jpg 両親のいない夜、ぼたんと香世は由岐雄と賢太郎を食事に招いてもてなす。そして、由岐雄をぼたんの部屋に、賢太郎を香世の部屋に泊める。香世の提案で、姉妹は同じ時刻に、それぞれ愛する男性に処女を捧げる約束だった。その時刻、香世は賢太郎をベッドに誘い、関係を結ぶ。一方、ぼたんも由岐雄を誘うが、いざとなると躰が硬直する。由岐雄は無理にぼたんを抱くのをやめ、次の機会を待つ。翌日、ぼたんが約束を破ったのを知った香世は逆上する。自分は由岐雄を好きだが、ぼたんに譲るつもりで、愛してもいない賢太郎と関係を持ったと。