第50話  決別の時

togu_50.jpg 承鄞と顧剣は、小楓を巡って激しい剣の打ち合いとなり、顧剣は必ず小楓を連れ去ると承鄞に宣言する。一方、記憶を取り戻した小楓は、承鄞への愛と憎しみの葛藤に苦しんでいた。夢にうなされる小楓が顧小五の名を呼ぶのを聞いた承鄞は、それを顧剣のことだと誤解する。冷ややかな態度を取り続ける小楓に鳴り矢を突きつけ、これで顧剣を宮殿におびき寄せて殺すと告げる。夜空に放たれた鳴り矢の音を聞いた顧剣は...。