第6話  逆らえない運命

kaiyuu_06.jpg 靖君の付き添いとして参内した解憂だったが、その歯に衣着せぬ物言いが武帝に気に入られ、図らずも和親公主に選ばれてしまう。旅芸人として各地を放浪し自由に生きてきた解憂は、籠の鳥のような暮らしを嫌い、何とかして逃げ出そうとするが、城門で官兵に捕らえられてしまった。武帝に対して必死に抗議する解憂だったが、叔父の楚王が責められる姿を目の当たりにした時、思わず自分から和親公主になると言ってしまうのだった。