第55話  悔し涙の尾行

botabara_55.jpg ぼたんと由岐雄の仲を疑う香世は、麗香をずっと自分の手もとに置き、ぼたんに会わせようともしなかった。麗香は家に帰りたかったが、香世が怖くて言い出せない。そんなある日、香世はぼたんと由岐雄の密会現場を目撃。衝撃のあまり、麗香に八つ当たりする。ぼたんは象造に別れをきりだす。が、にべもなく拒否される。一方、由岐雄も香世に離婚を迫る。香世は応じず、ぼたんを愛してもいいから自分も愛してほしいとすがりつく。香世の麗香への折檻が始まる。香世のマンションへ電話をかけたぼたんは、麗香の泣き声を聞き蒼ざめる。