第57話  告げられた病名

botabara_57.jpg ぼたんは香世の手から麗香を連れ戻そうとするが、失敗に終わる。ある日、由岐雄が帰宅すると、麗香が鎖につながれていた。由岐雄はすぐに麗香を家から連れ出そうとするが、香世が反撃。由岐雄は香世を殴りつけ、はずみで香世は調理台の角に顔をぶつけて倒れる。麗香は両眼の腫れ上がった香世を心配してマンションに留まる。香世は眼科医の診察を受ける。外傷性網膜剥離で、すぐに手術が必要だという。ぼたんはもう一度香世と話し合うためにマンションを訪ねる。そして、出刃包丁を取り出し、香世と無理心中をはかろうとする。そのとき、ぼたんが突然、倒れる。腎不全で、余命半年だという診断が......。