第7話  

shinju_07.jpg むら枝が唐沢家に結納を持ってくる。徳光は追い返そうとするが、むら枝は言葉巧みに、結納金を押しつける。むら枝はその縁談が瑠璃子と種彦のものだと思っていたが、瑠璃子の相手が勝平とわかり、柳眉を逆立てる。思いつめた瑠璃子は、直也と駆け落ちすることを決意。はま子の知り合いの修善寺の旅館で落ち合う約束をする。翌日、旅支度を整え、瑠璃子が家を出ようとすると、徳光が猟銃で自殺を図る。幸い命に別状はなかったが、瑠璃子は動揺する。その夜、直也の待つ旅館を訪ねた瑠璃子は、「二年待ってほしい......」ときりだす。