第12話  2人の夫人

kaiyuu_12.jpg 解憂と昆弥(王)の新婚初夜の晩、王宮に刺客が侵入し解憂を襲う。刺客を生け捕ろうとした淮天沙の目の前で胡姑が矢を放ち、刺客は息絶えてしまった。髪を烏孫風に整えた解憂は太后(たいこう)のご機嫌伺いに出向く。だが解憂が漢の菓子を持参すれば、太后に取り入ろうとする胡姑もまた貴重な人参を献上していた。一方、朝議の場では、2人の夫人のどちらを左夫人とするかの議論が始まるが、昆弥はなかなか結論を出そうとしない。