第13話  触れてはならぬ人

kaiyuu_13.jpg 昆弥(王)の命が下された。胡姑が左夫人、解憂が右夫人という決定だ。下位となった解憂は昆弥に撤回を求めるが拒絶され、さらに夫人の務めをいつ果たしたのかと激しく叱責されてしまう。だがのちに真意を知った解憂は昆弥に謝罪するのだった。夜、不審者の気配を感じて部屋の外に出た解憂が拾ったのは、1本のかんざしだった。訪ねてきた馮嫽曰く、かんざしは細君公主の物であり、その死には不審な点が多いという。