第2話  腕輪の秘密

rihi_02.jpg 驪歌(りか)の身代わりとなった親友の阿奴(あど)が陸遠(りくえん)によって無残に殺され、驪歌の手には彼女から託された腕輪だけが遺される。そして、兄弟子の陳少巽(ちんしょうそん)と二人だけで命からがら逃亡した驪歌は孤児院に身を隠す。すると、そんな彼女のもとに将軍家の沈(しん)夫人が訪ねてくる。阿奴の腕輪は18年前にさらわれた沈家の娘・嘉寧(かねい)の物だったのだ...。