第42話  

seika_42.jpg 高義にオイラトでの30年間について尋ねた唐泛は、彼がオイラトの将軍として武功を立て、第2王子オシュ・テムルの師として従事しながらも、明とオイラトの戦を避けるため長年ひそかに力を尽くしてきたことを知る。だが、オイラトでの権力闘争により明に送られた高義は、今や明でも重罪人として追われる身になっていた。高義と共に行動すると決めた唐泛が、歓意楼で開かれる密談の場へ向かうと、そこへ宿敵・李子龍が現れる。