第43話  

seika_43.jpg 唐泛は自らを敵に差し出すことで皇帝暗殺計画の情報を手に入れた。そして高義の協力で敵の計画が汪植へと伝えられる。広い城内で万全の警護をするべく奔走する汪植に対し、隋州はというと、敵の手に落ちた唐泛の救出のため、その糸口を探していた。すると、街で一風変わった轍(わだち)を発見する。一方、唐泛は窮地に陥りながらも、これまで密かに自分を救ってくれていた人物が誰なのか考え、予想は確信へと変わりつつあった。