第3話  小五義(しょうごぎ)、誕生

soukaden_03.jpg 紫棲(しせい)山荘に集められた小五義の木槿、錦繍、于飛燕(う・ひえん)、宋明磊(そう・めいらい)、姚碧瑩(よう・へきえい)は、原青江(げん・せいこう)の正妻・連(れん)夫人に挨拶をする。紫の瞳を持つ錦繍を見た連夫人は、不吉な者だと言い、杖刑を宣告するが、原青江の三子・原非白(げん・ひはく)のおかげで小五義たちは命拾いする。木槿は原非白の声に聞き覚えがあると気づく。非白は母を亡くして以来、口を閉ざしていたが、姉妹を守るために口を開いたのだ。