第24話  

shinju_24.jpg 直也と待ち合わせの場所へ行く途中、瑠璃子は交通事故に遭い、病院へ運ばれる。約束をすっぽかされたと思った直也は一人でシンガポールへ旅立つ。四年後、直也が帰国。父の勧めで平凡な女性・登美子と結婚し、幸せな家庭を築いていた。直也は瑠璃子が今でも荘田家にいることを耳にしていたが、彼女のことは心の奥深くに封印していた。ある日、直也は登美子と温泉旅行へ行く。選んだ場所は思い出の修善寺の旅館で、登美子が一足先に出発する。夕方、直也はタクシーで旅館に向かう。青木という大学院生と相乗りになるが、途中でタクシーが激しくスリップする。