最終話  烏孫の宝

kaiyuu_45.jpg 匈奴軍の激しい攻撃は続くが、烏孫は漢からの援軍も得て必死の抗戦を続ける。互いが消耗する中、匈奴軍を率いる右谷蠡王(うろくりおう)は交渉の意向を示唆し、解憂が和平交渉に臨む。降伏を求める相手に対し解憂は一歩も引かず、和平交渉を見事にまとめあげるのだった。匈奴軍撤退に都中がわく中、昆弥が崩御し翁帰が王座に就く。解憂は意を決して馮嫽と漢へと発つ。行く手には意外な旅の連れと、最後の刺客が待ち受けていた。