第4話  添い寝の命令

houitensai_04.jpg 「田七の帯に毒薬が入っている」と聞いた紀衡は、田七を呼びつけて、帯を調べようとする。しかし、田七は事前に帯を燃やし、調べられないようにしていた。田七は自分に毒薬の入った帯を贈った相手が師匠だと分かると動揺を隠せないでいた。一方、節帥は長年、不眠症に悩まされており、熟睡できる日はほとんどなかったが、田七がうちわを仰ぐとなぜか安心して熟睡することができた。
そんな中、田七は寧児(ねいじ)の侍女として仕える春花(しゅんか)から両親殺しの犯人につながる重要な情報を得るのだが...。