第6話  醜い恩人

houitensai_06.jpg 池に落とされた沈昭児は意識を失いかけ、父親の幻聴を聞く。だんだんと体が沈み、このまま死んでいくのかと諦めた瞬間、誰かが自分を引き上げるのを感じた。田七が目を開けるとそこには阿征がいたが、本当は紀衡が助けたのであった。しかし、群衆に誰に救われたか聞かれた田七は「池の中の亀に救われた」と答える。すると、隣にいた淑夫人が一瞬がっかりしたようだった。
田七はこのままだと更に犠牲者が出ると思い、早く犯人を見つけようと捜査を続ける。