第7話  罪の証拠

houitensai_07.jpg 田七は師匠の丁志にも、亀が自分を救ってくれたと話している。すると、それを後ろで聞いた紀衡は、自分が飛び込んで救ったのに、カメばかり褒める田七に腹を立て、「その亀を呼んでみろ」とけしかける。田七は池に連れられてエサを手に亀の出現を祈っていると、手のひらほどの小さな亀が池から頭を出した。田七はその亀を飼うことになる。
捜査を続ける田七は慕竹の遺品に手がかりがあると確信し、その遺品を手に入れるために侍女の格好をして寝台に侵入する。