7月18日~7月22日

7月18日(月)
「長期化するウクライナ侵攻 最新戦況と今後を徹底分析」

ゲスト:小泉 悠(東京大学先端科学技術研究センター専任講師)、黒井 文太郎(軍事ジャーナリスト)

ロシアのウクライナ侵攻開始から約5ヵ月。長期化する「ウクライナ戦争」。ロシア軍は東部ルハンシク州の制圧を宣言。東部ドネツク州の制圧を目指し、激しい攻撃を加えている。
一方、ウクライナは9日、米国から供与された高機動ロケット砲システム「ハイマース」により約20カ所のロシア軍の弾薬庫や兵器修理施設を破壊したと発表。南部奪還へ向け攻勢を強める。
ロシア軍による東部制圧のシナリオは?西側諸国の武器支援を受けるウクライナ軍の反転攻勢となるのか?
ロシアの軍事戦略の専門家小泉悠氏と、長年プーチン大統領をウオッチする軍事ジャーナリスト黒井文太郎氏と共に、今後の展開を軍事面から徹底分析する。


7月19日(火)
「岸田政権は"黄金の3年"か? 安倍氏亡き政界の今後」

ゲスト:鈴木 哲夫(番組コメンテーター / ジャーナリスト)、吉崎 達彦(双日総合研究所チーフエコノミスト)

10日の参議院選挙は、自民党が単独で改選過半数を得て勝利した。岸田文雄首相は、次の参院選までに衆院解散・総選挙に踏み切らなければ大型の国政選挙がない「黄金の3年間」に入った。
しかし、岸田首相は、コロナ禍やウクライナ情勢などを挙げ、「戦後最大級の難局にある」と主張。物価高対策や憲法改正への道筋などの難しいかじ取りを迫られる中、どんな戦略を描くのか?
さらに、安倍晋三元首相が凶弾に倒れた。今後の内閣改造・党役員人事をめぐり、政権運営にどう影響が出るのか?
参院選が終わり、内外に山積する課題への決断力を、早速試される岸田首相。今後の政局と経済政策の行方を徹底討論する。


7月20日(水)
「足並みは揃うか?立憲民主・泉代表に問う『野党共闘』」

ゲスト:泉 健太(立憲民主党代表 / 衆議院議員)、中北 浩爾(一橋大学教授)

今月10日に投開票された参議院選挙で、自民党が改選議席の過半数を単独で獲得し、勝利した一方、野党陣営は、日本維新の会が改選前より議席を倍増させたものの、立憲民主党・国民民主党・共産党は議席数を減らし、れいわ新選組・NHK党・参政党の新興勢力が議席を獲得する結果となった。
野党の多党化が顕著になった大きな要因として、「野党共闘」が進まなかったことが挙げられる。立憲民主党・泉健太代表は、選挙結果を受け、野党の力不足を素直に認めつつも、「与党との対決構図をつくっていくのが野党側の使命だ」と、今後の国政選挙でも、野党候補の一本化に向けた調整を進めていく考えを示している。
今後、野党の足並みは揃うのか?野党第一党を維持する立憲民主の動向を中心に、維新・国民民主・共産との関係を読み解きながら、「共闘」への展望を、立憲・泉代表に問う! 


7月21日(木)
「感染急拡大"第7波"と どう向き合うか?」

ゲスト:田村 憲久(前厚生労働大臣)、倉持 仁(インターパーク倉持呼吸器内科 院長)

今月16日、新型コロナの新規感染者数は全国で過去最多を更新した。"第7波"が本格化し、従来より感染力の強い「BA.5」への置き換わりが進んでいるという。
岸田首相は、ワクチン4回目接種を医療従事者などへ拡大すると表明。一方で、"第7波"に向けた目新しい感染対策は示していない。また「現段階で行動制限は考えていない」と緊急事態宣言やまんえん防止等重点措置の可能性を否定している。
過去の感染対策を巡っては、政府の有識者会議の報告書で「対応が不十分だった」と指摘されているが、果たしてこれで"第7波"を抑えることはできるのか?また「BA.5」の特徴は?田村前厚労相と医療現場の最前線で働く医師に"第7波"とどう向き合えばよいのかを聞く。


7月22日(金)
「1970年文化のカオスだった新宿 / 詐欺メール撃退法を伝授!」

ゲスト:高部 務(フリージャーナリスト)、三上 洋(ITジャーナリスト)

毎月第2・第4金曜日は、注目のニュースを、ゲストの論客とBS11解説委員のジャーナリスト・二木啓孝が徹底解説する「NEWS勘どころ」、ゲストが独自の目線でニュースに切り込む「クロスアングル」、そして気になる新聞記事を深堀りする「ニュースのツボ」の、3つのコーナーをお届け。
1970年代の新宿。そこは若者たちが集う文化香るカオスの街だった。文芸、音楽、演劇、ファッションも新宿から生まれていった。そこに行けば、必ず『おもしろい』ことに出会えた。なぜ新宿に若者たちが集ったのか?そしていつしか若者は渋谷や六本木への移っていった。かつての新宿の面影を追いかけながら、時代と共に変化する若者文化を振り返る。
また、最近巧妙化する詐欺メールの数々。専門家さえも騙されてしまう詐欺メールのあれこれを紹介しながら、被害に遭わないための見分け方と撃退法を専門家に聞く。