第25話  皇位奪還

soukaden_25.jpg 玉璽を奪還した原青江(げん・せいこう)は、西庭(せいてい)皇帝の軒復徹(けん・ふくてつ)に玉璽を渡し、錦繍(きんしゅう)と宋明磊(そう・めいらい)に報奨を与えるように請願する。そして錦繍は紫晹(しえき)夫人の称号を、宋明磊は非煙(ひえん)との婚儀の臨席を賜る。一方、東庭(とうてい)の新帝となった軒復昱(けん・ふくいく)は、またしても原青江に邪魔をされて激怒するが、国相の竇英華(とう・えいか)は、遺詔を破棄したので正統は守られると告げる。軒復昱は竇英華に怯え、言いなりとなっていた。