第26話  紅梅の思い出

soukaden_26.jpg 木槿(もくきん)と段月容(だん・げつよう)は、南(なん)国へ向かう道中で瘴気に侵され、気を失ってしまう。その頃、非珏(ひかく)と姚碧瑩(よう・へきえい)は、肱月(こうげつ)の砂漠化を阻止するために、根の張る植物を砂漠に植えることにする。木槿のふりをしている姚碧瑩は、非珏をだましていることに胸を痛めるが、絶対に非珏を裏切らないと心に誓う。ひょんなことから、君家寨(くんけさい)の村人に助けられた木槿たちは、しばらく村に身を寄せることに。