第31話  紫の瞳の女の正体

soukaden_31.jpg 西庭皇帝の第二皇子・軒本緒(けん・ほんしょ)は、原青江のもとを訪ねて協力を求める。しかしそれは、王(おう)皇后の罠だった。皇帝は太子を選ぶにあたり、原青江にすり寄る者は罪人だと考えていたのだ。一方、木槿は生生不離の毒にやられ、どんどん弱っていく。段月容は、自分が知らない間に木槿と非白が会っていたことで、不安が募っていく。しかし、そのことを木槿に問うことはできなかった。