第24話  死人に口なし

houitensai_24.jpg 紀邸に戻った紀衡は、自分のせいで阿征の生母が殺されたことを紀夫人から聞いてショックを受ける。しかし、母を守れるのは自分しかないと全ての罪をかぶることを決心し、田七には「まだ陳無庸が見つかっていない」と告げて捜査のふりを続ける。不審に思った田七は、牢獄に忍び込み陳無庸を見つける。すると彼は「沈家を殺せと命じたのは紀家の人間だ」と言い残して自害してしまう。阿征は母を殺されたことから紀衡への不信感を募らせ、「兄上を信じすぎるな」と田七に伝える。