第26話  危篤の知らせ

houitensai_26.jpg 阿征は沈昭児を連れて昔住んでいた家に帰ってきた。田七が子供の頃に慕っていたお兄ちゃんをまだ想っていると知った阿征は、自分がそのお兄ちゃんだとウソをつく。 紀邸では、紀衡の看病をするために康兄妹が戻ってきていた。
ある日、田七と阿征が街を歩いていると、紀衡の配下がやって来る。紀衡は田七の手を取り逃げ去ってしまう。紀衡は自分があの時のお兄ちゃんだと告げ、彼女のために花火を打ち上げるが、田七は紀衡を捨てて去ってしまった。