8月22日~8月26日

8月22日(月)
「難航する元徴用工問題 現金化の行方と日韓関係」

ゲスト:黒田 勝弘(産経新聞ソウル駐在客員論説委員 / 作家)、五味 洋治(東京新聞 論説委員)

就任以来、日韓関係の改善に意欲を示してきた韓国の尹大統領。就任100日目の会見で改めて、「日本と速やかに関係を修復していく」と述べた。
「戦後最悪」と言われる日韓関係で最大の懸案事項が「元徴用工訴訟」で差し押さえられた日本企業の資産の「現金化」だ。尹政権はその阻止に向けて、元徴用工支援団体なども含めた官民協議会を設立して協議を進めて来たが、支援団体側が離脱を表明するなど先行きは不透明だ。
一方、岸田政権も、安倍・菅前政権とは違う対応を見せ、尹政権の特使や外相との面談に応じ「関係早期改善で一致した」としている。しかし、事態を動かそうとする決定的な意欲や戦略は見えない。
果たして「元徴用工」問題は解決できるのか?日韓関係の課題と見通しを専門家と共に探る。


8月23日(火)
「台湾統一へ習主席の戦略は? 中国軍の実力徹底検証」

ゲスト:河野 克俊(前統合幕僚長)、小原 凡司(笹川平和財団上席研究員)

中国は今月、台湾問題に関する白書を22年ぶりに発表。「台湾は中国の一部」とした上で、台湾統一へ「武力使用を放棄しない」として、米国をけん制した。
いま、習近平指導部が最も力を入れているのが、中国海軍力の増強だ。6月には、3隻目の空母「福建」の進水式を行った。台湾の対岸に位置する福建省の名前を使った最新空母には、3期目続投を目指す習氏の実績と、台湾統一に向けた政治的メッセージが込められているという。
中国の大規模軍事演習は、地域情勢をどう変化させたのか?日本は不測の事態にどう備えるべきか?いまも続く、中国の軍事的圧力の意図と思惑、そして中国軍の本当の実力を徹底分析する。


8月24日(水)
「ロシアのウクライナ侵攻半年 中国はどう動くのか」

ゲスト:合六 強(二松学舎大学国際政治経済学部准教授)、柯 隆(東京財団政策研究所主席研究員)

ロシアによる侵攻から24日で半年の節目を迎えるウクライナ。ここにきてロシアが実効支配するウクライナ南部のクリミア半島で爆発が相次ぎ戦闘が激化している。ゼレンスキー大統領は今月20日「ロシアによるクリミアの占領は一時的なものであり、もうじきクリミアを取り戻すだろう」と述べ、奪還への意欲を示した。
戦況が長期化する中、ウクライナとロシアは、中国との首脳会談実現に向けた動きをみせている。
ゼレンスキー氏は今月4日、香港紙のインタビューで、習近平国家主席との直接対話を模索していると表明した。ウクライナにとっては最大の貿易相手国であり、中国にとっても「一帯一路」の要衝として、両国は深い関係にある。
一方、プーチン大統領は、来月中旬にウズベキスタンで開催される上海協力機構の首脳会議で、習近平氏と会談する可能性があるという。
中国は、友好関係を結ぶウクライナと、対アメリカで連携するロシアとの間で、どう動くのか?最新情勢と共に今後の行方を考える。


8月25日(木)
「森本敏×北岡伸一 ウクライナ侵攻半年 日本の備えは?」

ゲスト:森本 敏(元防衛相 / 拓殖大学顧問)、北岡 伸一(東京大学名誉教授)

ロシアによるウクライナ侵攻から半年。「力による現状変更を許さない」という第二次世界大戦後の国際秩序が変わりつつある。フランス人人口学者のエマニュエル・トッド氏は、「我々は第三次世界大戦に突入した」とまで言っている。
加えて、米下院議長のペロシ氏の台湾訪問を機に、東アジアでも緊張が高まっている。この半年で、国際情勢は大きく変化したようだ。日本が巻き込まれる事態が、いつ起きてもおかしくない中、日本の有事への備えは万全か。国際政治と安全保障戦略の有識者と考える。


8月26日(金)
「あなたの投稿大丈夫?SNSの著作権 / 薬剤師を活用しよう!」

ゲスト:桑野 雄一郎(弁護士)、小原 道子(薬剤師 / 帝京平成大学薬学部教授)

毎月第2・第4金曜日は、注目のニュースを、ゲストの論客とBS11解説委員のジャーナリスト・二木啓孝が徹底解説する「NEWS勘どころ」、ゲストが独自の目線でニュースに切り込む「クロスアングル」、そして気になる新聞記事を深堀りする「ニュースのツボ」の、3つのコーナーをお届け。
今夏は世界的に異常気象が相次いでいる。隣国韓国では、映画にもなった"半地下の家族"13人が集中豪雨で犠牲に。安全性に問題ある半地下の住宅がなぜ誕生したのか、韓国の住宅事情も併せて解説する。
また、ソーシャルネットワーキングサービス(SNS)は年代問わずに活用されているが、中には知らず知らずに著作権を侵害しているケースも。何がOKで何がNGなのか?自分の投稿が著作権侵害に当たらないよう、弁護士に教わる。
そのほか、コロナ禍の家庭の薬学について。感染が広がり、病院に行きづらくなっている中、自分の健康について誰に相談すべきなのかを考えたとき、実は大いに役立つのが薬剤師の存在だ。ドラッグストアや薬局で、どんな相談ができるのか?薬剤師をフル活用してできる在宅医療の極意を聞く。