8月24日放送  ラーメン文化を守る 苦境の外食チェーン

ゲスト:新井田 昇 (幸楽苑ホールディングス 代表取締役社長)

2019年3月期には過去最高売上げを記録したものの、2020年以降に世界を覆ったコロナ感染症の拡大によって、経営方針の軌道修正を余儀なくされたラーメンチェーン大手の幸楽苑HD。コロナの影響で外食需要は激減、店舗の閉鎖も相次ぎ一時は「倒産も覚悟した」という。創業以来の危機に、経営の見直しを迫られる中、一貫していたのは「幸楽苑のラーメン文化をグローバルスタンダードにする」という精神。「幸楽苑」というラーメン店を基軸とした事業体は堅持しつつ、他メニューを扱う店舗への進出や、ドライブスルーやデリバリーの拡大、配膳ロボットやタブレット・モバイルオーダーといった"非接触型の店舗運営"も押し進めていった。番組では、苦境下における幸楽苑ホールディングスの試行錯誤や数々のチャレンジ、企業文化を守る上で必要な経営トップの姿勢などを新井田社長に聞く。