第2話  白狼との対決

hyobyoroku_02.jpg 鉄顔(てつがん)と鉄葉(てつよう)という従者を得て、青陽での生活になじみ始めた阿蘇勒(アスラ)。そんな中、東大陸の下唐(かとう)国は食糧援助と引き換えに、青陽の王子と下唐の郡主の縁談を進めていた。婿の選別を任された拓跋(たくばつ)将軍は、体が弱いという理由で姿を見せない阿蘇勒が気になる。ある日、草原での狩猟に出かけた阿蘇勒は夜中に白狼に襲われる。