第4話  極烈の槍

hyobyoroku_04.jpg ある夜、姫野(き・や)の元に謎の男がやってくる。姫野の槍に興味を示す彼こそが、天駆(てんく)武士団の鉄皇(てっこう)こと翼天瞻(よく・てんせん)だった。父との手合わせで鉄皇の技を見た姫野は、槍術を教えてほしいと頼み込む。姫野の才能を見抜いた鉄皇は、屠龍の槍術を一度だけ見せてもよいと姫野に言う。一方、体調のよくない阿蘇勒(アスラ)に、国主の百里景洪(ひゃくり・けいこう)は蘇瞬卿(そ・しゅんけい)尚宮を遣わす。