第5話  忍び寄る危機

hyobyoroku_05.jpg 阿蘇勒(アスラ)に嫁ぎたくない羽然(う・ぜん)は、祖国再興のために嫁ぐよう宮(きゅう)国師にたしなめられ、むくれる。その頃、離国では世子の嬴真(えい・しん)が阿蘇勒の暗殺を国師の雷碧城(らい・へきじょう)に提案していた。国公の嬴無翳(えい・むえい)も雷碧城に信頼を寄せていたが、闇の勢力である辰月(しんげつ)に傾倒する息子が気にかかる。そんな中、阿蘇勒は中元節に街に出たいと言いだすが...。