第8話  

hanashochu_08.jpg 小麦はひと月ほど仕事で町を離れる郁槐のため、料理を作って渡す。数日後、桃源斎の静渓が、花を使った料理を食べたいと小麦たちの家を訪れる。小麦は目にも楽しい趣向を凝らした料理でもてなし、静渓はその腕を見込んで自分の店に誘うが、小麦は少し考えたいと答える。そんな中、郁槐たちが荷物を船で運搬中に、盗賊に襲われたと知らせが入る。心配のあまり眠れぬ夜を過ごし、屋台でも失敗が続き、それでもひたすら彼の無事を願う小麦だったが...。