10月10日~10月14日

10月10日(月)
「ウクライナが併合地の要衝奪還!窮地のプーチン次の一手は?」

ゲスト:黒井 文太郎(軍事ジャーナリスト)、廣瀬 陽子(慶應義塾大学総合政策学部 教授)

国際的非難を無視する形で、ロシアのプーチン大統領はウクライナ東部・南部4州の併合を強行した。
しかし、その直後、ウクライナ側はロシアが併合した東部の要衝を奪還したと発表。ロシア側もこの地域からの「撤退」を認めた。
また、先にロシア側が発表した予備役の部分的動員令は、ロシア国内に動揺をもたらしている。これを受けて、26万人以上のロシア国民が出国しており、いまだに国境付近には出国を目指す車列が長く連なっているという。
最新の世論調査でプーチン大統領の支持率は低下し、窮地に追い込まれているとの見方もある。
再三にわたり「核恫喝」を繰り返し、ウクライナ国境付近での核実験を準備中との情報もある、"窮鼠"状態のプーチン大統領の次なる一手とは何か?専門家と共に今後の行方を探る。


10月11日(火)
「プーチン氏誤算と思惑 米の軍事支援どこまで?」

ゲスト:畔蒜 泰助(笹川平和財団主任研究員)、前嶋 和弘(上智大学総合グローバル学部 教授)

ウクライナ情勢をめぐり、米国とロシアの対立が深まる。
バイデン米政権は、ロシアによるウクライナ東・南部4州の一方的な併合宣言を非難。対露経済制裁を拡大し、ウクライナへ積極的に武器供与を行う。
ロシアのウクライナ侵攻以降、米国の軍事支援は、総額2兆4200億円を超えた。これを後ろ盾に、ウクライナ軍の占領地奪還に向けた反転攻勢が続く。
一方、劣勢のロシアは、プーチン大統領が発表した部分的動員令をめぐり、国内が大混乱。追い込まれるプーチン大統領の次の一手は?対するバイデン政権は、どこまでウクライナを支え続けるのか?
米露対立の舞台裏とウクライナ情勢の今後の見通しを聞く。


10月12日(水)
「岸田政権の真価問われる 波乱含み臨時国会の争点は」

ゲスト:田﨑 史郎(政治ジャーナリスト)、佐藤 千矢子(毎日新聞 論説委員)

臨時国会は、岸田首相の所信表明演説に対する各党代表質問が行われ、17日からは、衆議院予算委員会で、与野党の国会論戦が本格化する。
今国会の争点の一つが、旧統一教会をめぐる問題だ。野党は、関連団体との深い接点が指摘されている山際経済再生担当相の進退、細田衆院議長の説明責任を求めて厳しく追及する見通しだ。
また、岸田首相が「前例のない思いきった対策を講じる」との強い決意を示した物価高対策や、北朝鮮による弾道ミサイル発射などを受けた、防衛・安全保障への取り組み、新型コロナに関連した感染症法改正なども争点となるとみられる。
内閣支持率の下落傾向は変わらず、厳しい政権運営を強いられる岸田首相は、「聞く力」を発揮し、政治への信頼を取り戻せるのか。国会の争点と今後を詳しいジャーナリストが分析する。


10月13日(木)
「公明党山口代表に聞く!難局の臨時国会にどう臨む」

ゲスト:山口 那津男(公明党代表 参議院議員)、岩井 奉信(日本大学名誉教授)

岸田内閣の支持率下落が止まらない中、秋の臨時国会は17日から衆院予算委員会を開き、与野党の論戦が本格化する。
岸田首相は「経済再生が最重要課題」と位置づけるも、野党は「旧統一教会追及国会」と銘打ち、政府・自民党を徹底追及の構えだ。
そんな中、連立を組む公明党は、難局を打破し政権安定へと導くことができるのか?
2年後には結党60年の節目を迎える公明党。「世代交代」、春の統一地方選に向けた「党勢回復」など、党が抱える課題について、8期目続投の重責を担う山口代表に聞く!


10月14日(金)
「給食の『いまむかし』 / なぜ続く?!刀剣ブーム」

ゲスト:松丸奨(管理栄養士)、荒川史人(刀剣博物館学芸員)

『ニュースの雑学』のコーナーでは「改悪される?!介護保険」を取り上げる。
『クロスアングル』では給食について取り上げる。世代を問わず、我々日本人が共通の話題として盛り上がるのが給食。学校ですごす時間の中で「楽しみだった」という方も多いのではないか。また、なぜ牛乳は毎日出るのか?といった給食トリビアなども紹介。給食の歴史や世代ごとのメニューを取り上げつつ、時代と共に変化し続ける給食の今と未来についても語り合う。
もう一つの『クロスアングル』では芸術の秋にふさわしい話題を。全国で数多く開催される刀剣展は、多くのファンが詰めかける人気の美術展。ブームと言われて数年経つが、なぜ刀剣は人の心をつかむのか⁈ブームの理由を分析しながら、美術品としての楽しみ方を専門家が伝授する。