第40話  大女将の涙!

hanayome-noren_40.jpg 奈緒子(羽田美智子)と宗佑(津田寛治)が東京に旅立った日の午後、辰夫(山本圭)が脳出血で倒れ、病院に運ばれる。夢に向かって再び頑張ろうとしている宗佑には知らせるな、と意識が薄れる中、辰夫が言った言葉を守り、志乃(野際陽子)は気丈に辰夫の容態を見守る。翌朝、目を覚ませば大丈夫だと言われていた辰夫。しかし夜が明けても目を覚ますことはなく、志乃は宗佑たちに連絡することを決める。東京の奈緒子の実家に瑠璃子(里久鳴佑果)から辰夫が倒れたと話が入る。新事業のプレゼンの最中で宗佑とは連絡がつかないまま、奈緒子は一人金沢へ。奈緒子が病院に着いた直後、辰夫は奇跡的に目を覚ます。宗佑も駆けつけるが、すぐ東京に帰るよう言う。
当分の間、奈緒子と瑠璃子はかぐらやに復帰することを志乃に申し出る。皆で力を合わせてこの局面を乗り切ろうと頑張るが、志乃は、旅館を閉める決心を固めていた。