第20話  婚礼の儀

hyobyoroku_20.jpg 姫野(き・や)を助けるために婚姻を受け入れた阿蘇勒(アスラ)と羽然(う・ぜん)。百里景洪(ひゃくり・けいこう)は羽然への阿蘇勒の想いに気づいていた。だが阿蘇勒は羽然が姫野に想いを寄せているのを知っていた。2人はそれぞれの想いを胸に秘めたまま婚儀に臨む。同じ頃、姫野は牢からどこかに連れ出されていた。その夜、2人きりになると、阿蘇勒はついに羽然への想いを告げる。