第28話  

hanashochu_28.jpg 厳重な警備で町に行くことが出来ずに腹を空かす賊を、小麦は肉などの串焼きの匂いで誘い出す。まんまと罠に掛かり賊は一網打尽、官銀も戻り一件落着となる。それを機に、鏢頭の震武は陶知県たち有力者を招いた宴を催し、自らの引退と郁槐を後継者として紹介する。そんな中、展瑞の父で料理界の権威、汪童鶴(おうどうかく)が花間楼にやって来る。息子の茶の料理を認めない複雑な父子関係に郁槐は一計を案じ、小麦は童鶴を食事に誘うが...。